農家として初めての青色申告&e-tax!

2020年2月27日

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2月に入ってから気が重かった確定申告書類作成。しかも今年から青色申告!このブログを立ち上げた日の朝から夕方までの間になんとか終わらせることができました・・・。一日中PCの前に座ってたなぁ。

備忘録がてら記録として書き残しておきたいと思いますが、僕は税理士でも税務署職員でもないため、書かれている内容についてはあくまで個人的な感想&体験です。そう割り切って読んでいただけると嬉しいです^^;

ご専門の方からのご指摘、お待ちしてます(笑)

freeeと農業確定申告

農家になって最初の申告は白色。会計ソフトはクラウド会計のfreeeを使ってます。コースはもち一番安いやつ。ところが!このスタータープラン(月額980円税抜)では農業用の青色申告決算書や白色申告収支計算書が作れないという!(2020.02.20現在)下のサイトにある通り。

freeeは2019年1月7日より、農業所得用の決算書の作成ができる機能の提供を開始します。本ページでは、同機能の操作方法について説明します。 ※1:農業所得を…
support.freee.co.jp

う~ん、農家さんってほとんど超零細な家族経営だと思うんだけど、毎月1,980円税抜(スタンダードプラン)も払える農家さんてどれくらいいるんだろう。払えるのはたぶん、一部の雇用型農業法人さんとかくらいかな?

国内のほとんどの農家さんが白色申告されていることを考えると、一応対価を支払っているスタータープランで農業用の決算書等が自動で作れないというのはあまりにも・・・。

ちなみに、スタータープランでも最初の確定申告書作成開始ページで、農業モードに切り替えるかどうか選択できるようになってるんです。

「お、もしかしてスターターでも青色申告決算書@農業用作れる?」と思って作業を進めていくと、最後の出力ページで確定申告書は出力できても決算書の類はDLできないようになっているのでご注意を。

初のe-Tax!

仕方がないので、せっかくe-Taxという制度もあることだし、はじめてのe-Taxに挑戦してみようと思い立ったわけです^^;

e-Taxとは、「国税電子申請・納税システム」のことですが、この超さむい確定申告の期間中、外の長蛇の列に並んだりせずとも、自宅から電子データを飛ばすだけで確定申告が済むという便利なツールなのです。

去年白色申告を会場でやったときに、ちょうどe-Tax用の利用者識別番号(数字16文字)とパスワードを入手していたので、それを使って電子申告をやってみました。

正直e-Taxのサイトがごちゃごちゃしすぎていてよくわからないんですが、使い方はYouTubeにもわかりやすいのがたくさん上がっているのでそちらを見てみてください。

青色申告決算書@農業用作成

まず確定申告書の前に作成するのが青色申告決算書。ここで農業所得額が確定しないと確定申告書へいけません。画面はだいたいこんな感じ(損益計算書と貸借対照表)。インストール型のほうではなくWeb版ですが。

農業特有の勘定科目がざっと並んでるわけですが、問題なのがfreeeの勘定科目名と一致していないということ。いちおうfreeeにも農業用の勘定科目を後付で入れて使ってるんですが、たとえばe-Tax農業用P/Lの21番に「荷造運賃手数料」とありますが、ここにはfreee上の「荷造運賃」と「販売手数料」等を合算する必要があったりします。

そのため、freeeの残高試算表(B/SとP/L)を印刷して、まずは逐次勘定科目の突き合わせをして対応させていく作業をやりました。

勘定科目の対応関係が決まったら、今度は残高試算表の数字を足し合わせたりしながら、e-Taxの画面のボックスに打ち込んでいきます。

幸いfreeeは、残高試算表のデータをcsv形式で出力して編集できますが、なぜか僕のPC(ブラウザ?)でDLできなかったので、遠回りですがPDFでDLしてそれをWordで開き、表をExcelに貼り付けて編集するという、ちょっと面倒なことをやりました・・・。直接PDFの表をExcelにコピペしてもちゃんと貼り付けられません。。。

あと細かいことといえば専従者給与。うちは今回の申告から専従者給与を経費として計上する必要がありました。それから家事消費の金額も忘れず事前にfreeeに計上。仕訳は振替伝票で、事業主貸 / 家事消費等 としました。

これは税務署で確認したことですが、うちくらいの小規模な農家?であれば、農産物の期首・期末棚卸高はゼロの前提でOKのようだったので、ここは省略。

受け取った助成金などは「作付助成収入」として雑収入に計上。(青色申告決算書の2枚めに、雑収入の内訳を書く欄あり)

減価償却費の計算の欄は、freeeで出力した一般用(非農業用)の青色申告決算書と共通しているので、ほぼそのまま転記。繰延資産の開業費は「任意償却」にしていて、今回の申告では償却ゼロ

ちなみに、e-Taxでは画面上で数字を手打ちしているため誤入力の可能性もあり、最後に計算されたP/L上の農業所得の金額やB/Sの貸借合計額が、freeeで出力した一般用書類と一致しているかをチェックする必要ありですね。

確定申告書作成と送信

青色申告決算書ができたら、今度は確定申告書の作成です!

農業の収入金額や所得金額は、さっき作成した青色申告決算書から転記されるので、それ以外の箇所を埋めていく感じです。例えば社会保険料。国民年金保険料や国民健康保険料の実際に納付した金額を手打ちで入力します。

青色申告決算書で、青色申告特別控除額65万円が記載されていれば、確定申告書第一表にも自動転記されると思います。

というわけで、書類も揃ったところで「電子送信」実行!!

内容にミスがないことを祈るばかりですが、自宅にいるだけで確定申告を終わらせられるのはなかなか楽です。

今回は初めての電子申告だったこともあり、e-Taxの使い方を調べたり勘定科目の照合をしたりと余分な時間もかかりましたが、次回以降は3時間ほどあれば十分終えられそうな気がしています

freeeの農業用決算書作成について補足

これは蛇足ですが、去年freeeに電話をして、スタータープランでは農業用決算書を出力できないことを確認したことがありました。そのとき先方から言われたひとつの方法としては、農業用の決算書が必要であれば、いまのところは確定申告書を作成する月だけグレードアップしてスタンダードプランを使ってくださいということでした。

もし同じプランの継続であれば、月ごとではなく年ごとの更新にして使用料の節約もできるのですが、年に一度スタータープランからスタンダードプランにして、そのあとまたスタータープランに戻すということは、年ごとではなく月ごとに割高の料金を払わないといけないということです。

それでも良いという方はそれでいいと思いますが、僕個人としては年に2回もプランを変更するのは手間だし、そもそも余分に支出を発生させたくないので、自分でe-Taxを使いつつ、freeeの残高試算表をもとに申告することにしたわけです。

以上、少しでも参考になれば幸いです。


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