「内向型」について読書して考えてみた。

2020年2月27日

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僕は、自分自身を「内向型」と考えていることもあり、内向型に関する書籍をとりあえず3冊読んでみました。

読んだ本は以下のとおり。

「内向型を強みにする」と「内向型の生き方戦略」はKindleで、「Quiet 内向型人間の時代」は図書館で借りた書籍で読みました。

一言でいえば、3冊とも書かれている内容は共通する箇所も少なくないのですが、「内向型の生き方戦略」と「Quiet 内向型人間の時代」とで、内向型について真逆?と思われる箇所があったのが気になったんですが、それについてちょっと書いてみます。

「Quiet 内向型人間の時代」

「Quiet 内向型人間の時代」は、アメリカ人女性のスーザン・ケインさんという方(元弁護士でライターに転向)が書かれた、とてもアカデミックに体系立てされた完成度の高い書籍です。

ちなみに下は、スーザン・ケインさんが以前、「TED」でスピーチをされた際の動画です。(日本語字幕選択可能)

上記のスーザン・ケインさんの本では、外向型はどんどん新しいものを求めて外へ外へ出ていく一方、内向型はすでに自分の中にある既存の内的な世界を追求するといった趣旨の記述がありました。

「外向」・「内向」という言葉がそれぞれあてがわれているわけですから、素直に解釈すれば納得できます。

内向型=境地開拓型?

一方、中村あやえもんさんという方の書かれたKindle本「内向型の生き方戦略」では一見真逆のような内容のことが書かれています。

こちらの本では、「内向型」を「境地開拓型」と呼び、「外向型」を「社会維持型と読んでおり、前者は既存の社会の外に単独or少人数で出ていって新境地を開拓する役割があり、後者は既存の社会を維持することが役割と説明します。

外向型=社会維持型は、秩序を重んじて社会システムを維持することを重視するため、考え方や価値観は平準的なほうが効率がよく、互いに同じ価値観であることが確認できれば良いので、コミュニケーションのとり方がファジーで他愛もない雑談が中心になります。


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一方、内向型=境地開拓型は、コミュニケーション不全では決してなく、社会で大多数を占めている外向型とは違ったコミュニケーションのスタイルを持っており、具体的には明確な目的のために深い話をすることを重んじます。

そして、この本では「内向型」は新しいものや未発見(未開)のものを追い求め、「外向型」はむしろ保守的で、現状の社会システムが維持できればよいので新しいものを追求するより現状維持を重視すると書かれているんですね。

つまり、著者の違う2冊の本で、内向型・外向型と革新的・保守的の組み合わせが真逆になっています。

正直これには戸惑いましたが、僕としては、自分自身の過去の経験やそれに関してずっと考えてきたこと、肌身で実感として感じていることに鑑みても、中村あやえもんさんの仰るような、内向型→革新的、外向型→保守的という傾向分析に共感できます

もちろん、内向型と外向型というのはきれいに2つの集団に区分できるでもなく、連続スペルクトルのように中間に当たる人たちもたくさんいるうえ、内向型寄りの人でも外向型の特徴を持つこともあれば逆もしかりです。

あくまでここでは傾向性をどう捉えるか、ということです。

右脳的な創造性と想像力

これは僕の勝手な解釈ですが、「内向的」というのは言い換えれば「宇宙的(無限大)」ということじゃないかと思うんです。

オカルトチックかもしれませんが、自分自身の心の内奥と対話するということは、それを通じて宇宙的な普遍法則と交信することじゃないかと。。。

「内向的」とか言うと、「閉鎖的」とか「クローズ(締め切られた)」といったイメージを持ちがちですが、実際にはむしろ真逆で、ある意味形而上学な右脳で感じる世界(インスピレーション・イマジネーション)に志向するのが「内向的」ということなんじゃないかと思うわけです。

それに、「内向型」の人たちが「内気」で時に「臆病」に見えたとしても、「内向型」人間というのはどの社会でもマイノリティなわけで、もっと言えば社会システムは「外向型」に居心地のいいように形作られることが少なくありません。であるなら、肩身が狭くて「ひきこもり」のようになったりもしますよね。

もし人口の過半数が「内向型」だったとしたら(実際あり得るのかはわかりませんが)、立場は逆転していたかもしれません。

革新的か保守的か、にしても、「内向型」の人は、目に見える見えない問わず既存のものでは満足しないので、右脳を活用して創造的な発見をしたり発明をしたりします。

たとえば、以下のような人物が内向型と考えられています。

  • トーマス・エジソン
  • アルベルト・アインシュタイン
  • キュリー夫人
  • アイザック・ニュートン
  • ガンジー
  • ビル・ゲイツ
  • スティーブ・ジョブズ
  • スティーブ・ウォズニアック
  • アル・ゴア
  • ウォルト・ディズニー

この面々を見るに、保守的で新しいものに疎そうな人は一人も見当たりません。

ちなみに、上のアインシュタインのあまりにも有名すぎる写真は、アインシュタインが既存の因習に対してあっかんべーをしていると聞いたことがあるんですが(諸説あり?)、僕自身子どもの頃から既存の曖昧な風習や同調圧力に違和感や反感を持って生きてきたので、このアイロニー?にとても共感して、この画像をPCの壁紙にしています(笑)

話を戻しますと、僕自身、過去に海外(中国)に2年ほど住んでいたこともあり、そこでの体験も上記のように考える大きな理由のひとつとなりました。

では、次のブログ記事ではそのへんについて書いてみようと思います。


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