はじめての無肥料・無投薬にんにく栽培。


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今年(2020年)は、梅雨入りが全国的に遅くなるという予測があるそうです。

参考:「2020年の梅雨入りは平年より遅く、短期間で梅雨明け。総雨量は平年並みが多いと予想。ウェザーニューズ発表」

 ウェザーニューズは5月19日、2020年の梅雨入り・梅雨明け見解を発表した。全国的には、平年よりも遅い梅雨入りとなる一方、短期間で終わると予想している。
travel.watch.impress.co.jp

関西は、6月中旬あたりから梅雨入りする予想ですが、収穫したばかりのにんにくをしっかり乾燥させたいので、そういう意味では梅雨入りが遅れるのは助かりますね。

ということで今回は、就農してはじめて無肥料・無投薬で栽培した「にんにく」について。

無肥料栽培とにんにく

これはあくまで外部情報なのですが、野菜を無肥料で育てる場合、ネギやタマネギ、にんにくやらっきょうといったネギの仲間は、根が浅くて養分を吸収するのが苦手?ということから、無肥料で栽培するには土がしっかりできていないのと難しいのだそうです。

ただ、自分の目で確かめないと納得できない性なので(笑)、就農1・2年めはいろいろ失敗しながらとりあえずやってみるというスタンスで、にんにくも少量ながら試しに栽培してみることにしました。

ついでに、同じ畝のにんにくの続きに、固定種のタマネギ(貴錦)の苗も定植しました。こちらもネギの仲間なので、どう育つか試したかったためです。

タネ球の植え付け

にんにくのタネ球として選んだのは、ネットで売られていた北方系の「ホワイト六片種」です。

鱗片にバラされた状態のもの1kgを税込2500円ほどで購入。

鱗片の数を数えると100片強ほどありました。乾燥状態ですが、1片平均10gくらいでしょうか。

植え付けは9月27日。初夏には微生物の餌として炭素資材(木材プレナー屑)を例によって土に浅く混ぜ込み、黒マルチを張っておきました。猛暑で夏の間に温度が上がりすぎたかもしれません。

トンカチを穴あけ器に加工したものを使って、マルチの上から植え穴をあけていきます。本来は15cm株間でよいと思いますが、畝に余裕があったので20cm株間にしました。

マルチの穴を最小にして、草取りを楽にしたかったためですが、芽生えが小さいときにマルチがずれると苗が傷むため、特に生育初期はマルチが風でずれたりしないように、しっかり固定しておく必要があると思います。

そして、植え穴ににんにくの鱗片を1つずつ落としていったら、周りの土で覆土してグーで鎮圧しておきます。

特にジョウロ潅水などはしなかったと思います。


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発芽と冬季生育

下の写真は、10/20頃の様子です。まだ発芽がまばらです。それぞれの鱗片にも遺伝的に多様性があると思うので(固定種)、バラツキは発芽だけでなく、収穫サイズや形状などでも仕方ないですね(汗)

11/1、まだ発芽が見られない穴もありますが、多くの苗がそれなりに育ってきました。

まだ試してないですが、場合によっては、10月半ばくらいで発芽しない穴は補植してもいいかもしれません。

12月に入ると、暖冬の影響か急に雑草が増えてきました。冬季の間に2回ほど、株元の草引き作業を行いました。

今年植え付け分では試しに、植え穴に市販の安い「真砂土」でも乗っけていこうかなと思っています。籾殻より抑草効果は高いとか??

草取り前
草取り後

この時点で葉色が黄色っぽくなっていますね。窒素が足りていないようですが、無肥料なので気にしないでおきます(笑)

一気にとんで、初春の3/17。東北産の北方系にんにくということもあってか、ここ六甲北の盆地の寒さのなかでもそれなりに成長しました。

思っていたより軸が太いものが多く、この時点でちょっと期待してしまいました(笑) ちなみに、窒素不足は自然(微生物?)が勝手に解決したようです

ドキドキの収穫

にんにくの収穫適期は、一般的に鱗片が膨らんだ尻部と根っこが生えている盤茎部が同じくらいの高さ(ツラ)になる時と言われたりするようです。あとは葉全体の3~5割が黄変・茶枯れする頃とも。。

今回が初めてなので、とりえあず試しに1株抜いてみたところ、こんな感じでした。

直径は7.4cmで大きさまずまず。鱗片だけに分解したときの重量は100g弱。たまたまこの個体は8片でした。

にんにくは、早すぎる収穫も避けたいですが、収穫が遅れると鱗片が肥大しすぎて割れたり、(特に雨が多いと)中が腐ってしまったりするということなので、数日晴天も続いていたことだし、まとめて残りをすべて5/25に収穫することにしました。

結果、70株ほどの収穫でした。大きさは大中小ありますが、全体の1/3ほどは2Lサイズほどありそうです(直径7cm以上)。

一部、茎が割れてしまったものもありますが、自然のものなので仕方ないですね。それも個性個性♪

乾燥させるために根っこと茎を途中で切って、苗箱というプラスチックトレイに並べて天日干ししています。カビが生えませんように!!

初の無肥料にんにくの運命は・・・

栽培上のにんにくは、種子で増えていく「有性繁殖」とちがって、同じ遺伝子情報のものがクローンのように増えていく「栄養繁殖」(この場合、鱗片を植える)ということになります。

その地域の気候や土質にどれくらいの程度で適応していくのかどうかはわかりませんが、うちのポリシーとして自家採種による固定種の代々の受け継ぎを重視したいと思っています。

そこで、当初あまりまともな収穫を期待していなかった無肥料にんにくですが、結果としてこれだけ収穫することができたので、基本的にすべて今年植え付け用のタネ球にしようと考えています。

となると、9月までの保存が心配ですね(汗)

これもまた挑戦ですが、しっかり乾燥させて、夏の間にしっかり暑さを体験させて休眠させ、涼しくなる秋にちゃんと目を覚ましてくれるようにしていきたいと思います^^;


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