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数年前からマイブームで始めたDIY(Do It Yourself)。あまり時間が取れないこともあって、そんなにたくさん作ってきたわけではないんですが、レンジ台とかキッチン棚とか畑の資材枠とか作ってきたので、これからボチボチ、その制作風景について記事にしていきたいなと考えてます^^;
過去にはこのブログで、食品乾燥機(動力は別)を自作した際の記事もアップしましたが、当ブログで一番観られている記事のようです。
で、今回は自宅のお手洗いに設置した換気扇のお話。とはいっても、2016年の12月の話です。
いま住んでいる一戸建てのマイホームの2階のトイレは、窓はあっても換気扇がついていませんでした。自然換気だけでは物足りないので、機械換気をしたいと思い、一応業者にも見積もり依頼をしてみたのですが、うろ覚えながら、確か十数万の見積金額だったと記憶しています。
2階ということもあって足場を組立てないといけないため、それなりに資材使用代や労働コストがかかったためと思いますが、さすがに高すぎると思い、なんとか自作で換気扇を設置できないかと、自宅のトイレに籠って無い脳みそをフル回転させて考えていたのですが、さすがに壁をぶち抜くのは素人には無理なので、すでにある窓の部分に換気扇を設置することにしました。下の写真は換気扇設置前の窓の様子です。
換気扇自体は購入したもので、山善の「YKF-15」という機種を選びました。縦横それぞれ25cmほど、奥行きは15cmほどです。ただ背面スリットが開くと奥行きはさらに伸びます。
いまAmazonで見てみたら値段が2,191円になっていましたが、当時購入した際もそれくらいの値段でした。
山善 フィルター付き一般台所用換気扇 YKF-15
して、届いた換気扇の実物がこちら。
お手洗いの窓枠(木目調の部分)の内側にさらにツーバイフォー木材で枠を作り、そこに換気扇をはめ込むようにしようと思いたち、早速A4の紙1枚にフリーハンドでなんちゃって設計図を描きます。
ちなみに、構造が少し複雑な家具などをDIYするときは3D CADソフトを使って、実際に組み上げるとどのような立体物になるか、干渉はないかといった確認をするのですが、今回はそこまで複雑なものではないので、紙1枚のみでOKでした。
室内側と室外側で空気が当然通っていないといけないので、窓は開けっ放しにしておかないといけません。ただ換気扇以外の部分はツーツーだと雨風が入ったり冬場寒かったりするので、半透明の養生パネルで内外を仕切ることにしました。
下がその際に描いたものですが、とりあえず自分が読めればよいということで描いているので、ちょっとわかりづらいですね(汗)
制作風景と言っても、作りが単純なのでとくに写真なども撮っておらず、いきなりですが完成品の写真です^^;
こんな風になりました~。
ツーバイフォー材で組んだ枠の部分は漢字の「円」みたいな構造になっていて、その左上の区画に換気扇を突っ込んでいます。もちろん木枠の長さなどの寸法は、もとある窓枠の内寸と換気扇のはめ込み部寸法ありきで合わせています。窓枠にすっぽり嵌るようコンマ数mm単位で調整する必要があったので、なかなか神経を使いました(汗)
見ての通り、内外の仕切りには半透明の養生パネルを使っています。風が入るのをこれで防ぎつつ、しっかり採光もできるようにしています。
換気扇は常に回しっぱなし。自動タイマーをコンセントの途中にかませれば節電になるのですが、ズボラでまだ実行できずにいます(笑) ちなみに、この換気扇を設置してからというものかれこれ4年近くが経とうとしています。それでも異常なく働き続けてくれています。
メンテナンスといえば、換気扇全面の不織布フィルター?についたホコリを定期的に除外してあげるくらいでしょうか。あ、1年に1回はプロペラも取り外して内部の清掃もやっています。
全部でいくらコストがかかったかは忘れてしまいましたが、換気扇とツーバイフォー材(確か1820mmの2×4材2本)と養生パネルその他小道具くらいなので、3000円台くらいかなぁといった感じです。だいぶ安上がり!