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何日かまえに、マキタの36V式の電動刈払機を購入した際に下の記事を書きました。
そのあと、3反の畑で2回、実際にこの刈払機を使ってみたので、簡単に使用感などについて書き留めておきたいと思います。
実際に稼働している様子などは、Youtubeにたくさん動画がありますので、今回紹介する機種の型番:「MUR368」で検索してみてください。
まず1回めは、畑まわりの土手斜面の草刈りに使いました。
距離にして計120mほど、高低差1~1.5m程度の土手の斜面の、主に70cmくらいの高さに伸びたイネ科雑草の草刈りでした。
全体のうち90mの斜面は、土手下から土手上に向けての草刈りのため、若干負荷の高い草刈り作業になります。
これまでU字ハンドルを使っていたのが、今回ループハンドルにして正解でした。斜面を刈るにはループハンドルはとても取り回しがしやすく。遠くまで刃を伸ばせるので、土手の上からでも土手下の際のところまで刃が届きやすいです。
新しいチップソーということもありますが、草丈や草の量もそれなりにある土手の草刈りでもパワー不足を感じることはなく、これでも終始、回転数は「中速」で問題なしでした。
土手上から土手下に向けて草を刈る際ですが、当商品はチップソー上部にモーターがあり、先端部が少し重くなっているので、それほど力をいれて上から下に竿を振らなくても、ほぼ自重だけでチップソーが斜面を落ちていく(草を刈っていく)ような形になり、逆に竿を土手上に上げるときも、ループハンドルの手前部分を腰に当ててテコの原理で振れば、力任せにせずとも軽く竿を土手上に戻すことができました。
このフロントモーター式の刈払機は、リアモーター式の「MUR369」より1kgほど本体が軽いので、土手上から斜面の草刈りをする際でも、それほど足腰への負担はなさそうです。
120m、高低差1~1.5mほどの土手の草刈りをして、満充電したバッテリーの残量ランプは4つのうち1つ減っているだけでした。残量は50%以上75%未満といったところになります。作業時間は30分ほどです。
2回めは畝間の草刈りです。
夏野菜の畝の谷溝には穂を付けたイネ科の雑草がかなり大きく育っていましたが、この谷溝の何筋かの草刈りをこの充電式刈払機で行いました。
根元で何本にも分けつして太くなったイネ科雑草。エンジン式刈払機でもそう易易と刈り払えるものではありませんが、36V式刈払機でも25ccエンジン式刈払機と遜色のない刈りごたえ。
なんといっても、排ガスがなく、振動も小さく、音もエンジン式のような爆音がでないので、作業中のストレスがだいぶ小さいのを実感しました。
まだ日中暑い時期でしたが、夕方ごろの草刈りだったからか、モーターやバッテリーがオーバーヒートを起こしてストップするということも今のところありませんでした。
ただ、本格的な夏場で止まってしまうリスクは十分あるので、その場合は、替えバッテリーやもう1本所有している充電式刈払機「MUR185SDSF」と交代交代に使うことになります。
まだ2回しか使っていない36V充電式刈払機ですが、18Vのほうも含めて、できるだけ長く使うために、使用中はモーターに負荷をかけすぎないように意識しつつ、使用後は逐次掃除をして長持ちするように大事に使っていきたいと思います。