新ハウスの間に貯水タンク設置

2020年2月29日

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まえおき

あいにくの雨で、家でブログを書いています^^;

今日は農業ネタになります。

僕は2018年に就農して、去年2019年の12月には念願のハウスが2棟完工致しました。

面積は1棟あたり200平米ほど(シングルスのテニスコート1枚分)あります。

今年から、夏は1棟でトマト(大玉・ミニ)、もう1棟で小松菜その他葉物+αを栽培予定です。

まだ植付けなどはしていませんが、近々リーフレタスの苗の定植や葉物野菜の種まきを計画中。

今日の本題は、タイトルにあるとおり「貯水タンク」です。

ハウスのなかは当然のことながら雨が降りませんので、必要に応じて水やりしてあげないとカラッカラになってしまいます(T_T)

そのためには大量の水が必要ですが、冬の間は基本的に用水路に水は流れていないので、水を貯めておくためのタンクが必要になります。

貯水タンク入手

ホームセンターなどでは200リッターのタンクでも8,000円くらいしますが、畑の近くにある某企業さんが、1000リッター(1立米)用の貯水タンク@再利用品を5,000円で販売されていますので、今回はそちらで1000リッタータンクを購入させて頂きました

完全に新品というわけではなく、もともと発酵乳酸が入っていた(輸送用の)タンクです。
それでも結構しっかりしたつくりで、本体下部にはドレンの蛇口も付いています。

設置

結果、こんな感じになりました^^;

木のパレット2枚を使って底上げし、できるだけタンクが高い位置になるように。

蛇口の下にバケツなどを置いて直接水を汲むこともできます。

ちなみに、ハウス内で水やりするときのノズル先端がタンク内の水位より低ければ「サイフォン」でポンプなしで水やりができますので、そういった理由もあってタンクを高めにしています。

雨水を集める工夫

今回の貯水タンク関連の作業で一番たいへんだったのが、雨水を集めるためのビニールをハウスとハウスの間に張る作業

コレです↓

他にこのようにされている農家さんを知らないので、正直うまく水が集まるかどうかまだわかりません。

結果は、また別の記事にて報告します^^;

ちなみに、水を集められる範囲(上空から見たときの平面面積)は30平米強あります。

あくまで理論値ですが、もし10mmの雨が降ったとしたら、300リッター強の水が貯まりますので、30mmほどの雨でちょうどタンク一杯分になる計算です

まとまった雨がふれば、おそらくタンクがいっぱいになるかと思います。

ハウス間に張ったビニールの厚みは0.1mm。通常ハウス天井部で使うのと同じ厚みです。

ハウスの肩のビニペット部では、波々形状のバネ材をつかってビニールを固定しています。

風でビニールがバタつかないように3.6mの直管を中央に沿わせています。これで水の流れもスムーズになりやすくなると思います。(直管はパッカーで固定)

ヨーグルト臭?

こちらのタンク、前述したように発酵乳酸が入っていたこともあり、タンクの中からヨーグルト臭がします(笑)

もともと食品に使われるもので、農業で使う分には害はないですが、一応タンク内を水で洗っておきました。

今日まとまった雨が降ったので、ちゃんとタンクに水が貯まっているか、明日の確認が楽しみです^^;